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自然のめぐみを受けた本物の美味しさがここに

大自然の豊富な資源。水・空気・植物、あらゆる環境が食材を良質に育て、海岸部では「海霧」と呼ばれる、暖かく湿った空気が冷やされ水蒸気となって発生する霧が植物にミネラルを与え、それを食べて育つ牛や豚の肉質・味が良くなります。またオホーツク海から太平洋をまたいでいる漁場では宗谷暖流と東樺太海流、千島海流(親潮)など様々な海流が良い漁場を形成し、多種多様な魚の宝庫となっています。 根釧の自然すべてが、美味しさに味方してくれているのです。忘れてはいけないのは昆布。そのダシは日本一と呼ばれるほど濃厚で、料理はもちろん、美味しいウニや貝のエサにもなります。まさに、根釧食文化の影の立役者なのです。
そして情熱を持った生産者や職人、料理人が腕をふるって育て上げてきた知恵や食文化、作り手の心がすべての根底にあります。

新たな発見の数々

牛・豚・鳥、そして鹿。今まで食べてきたお肉を遥かに上回る味と品質。それは圧倒的な鮮度と、大地の恵み。古くから食されてきた「ありのままの旨味」も、美食を極めた「逸品」も、根釧地域ならではの味わいです。

新進気鋭の地域のウイスキー

「最高のウイスキーを作りたい」との思いから2016年(平成28年)に厚岸蒸留所が始動。
そして2022年世界各国からエントリーされたウイスキーのコンペディション「World Whiskies Awards」ブレンデッドウイスキー部門で厚岸蒸留所ブレンデッドウイスキー「処暑」が世界最高賞を受賞しました。
厚岸蒸留所はジャパニーズ・クラフトウイスキーの雄として「水」、「大麦」、「ピート」、「樽」全て厚岸産の原材料で「厚岸オールスター」ウイスキーの実現に向け新たなチャレンジに取り組んでいます。

根釧地域ならではのご当地メニュー

ここではそ素晴らしい素材にこだわり美味しいものが生まれます。海・山・大地に恵まれ、地域に根づく人々の工夫が、地域ならではの食文化となり、独特のご当地メニューが誕生していったのです。
根釧の食べ物
エゾ鹿肉
エゾ鹿肉
適切な狩猟と処理をすることで、おいしくいただける高級肉。焼くと実に柔らかくて滋味奥深い、豊かな美味しさが口に広がります。ステーキや煮込みなど様々な料理にて提供されています。
お寿司
寿司
漁港が近いということは魚介が新鮮ということ。年平均気温が低いということは鮮度が落ちないということ。美味しさには理由があります。産地ならではの価格と、ボリュームや味に驚くはずです。
海鮮丼
海鮮丼
ウニ、カニ、サーモン、ホタテ、エビ、イクラ。新鮮な魚介類が一度に楽しめる欲張りな海鮮丼は漁港近くの街では外せません。市場では「勝手丼」という、ご飯だけの丼に具材を自分でトッピングしていくものも。


炉端焼き
炉端焼き
炉端は釧路が発祥の地。カキやホタテの王道はもちろん、他にも、ほっけ・めんめ・ししゃも・氷下魚・つぶ貝等の魚介類も根釧では定番。殻付き皮付きで豪快に炭火で炙る炉端焼きはまさに漁師町の醍醐味です。
オイスター
牡蠣
一口にカキといっても、養殖技術により様々に育てられ複数の違った味わいを楽しめます。生ガキにウイスキーをかける「アイラ島」式の食べ方も。ほかにもカキフライ、酒蒸し、カキの炊き込みなど、カキの楽しみ方は無限大です。

蕎麦
蕎麦
普通のそばは灰色や白色ですが、釧路のそばは茶そばのような緑色。新そばの緑を表現し、いつも新そばを食べていられる気持ちになるようにした、昔の工夫が今も残っているのです。またそばを海苔巻きにした「そば寿司」もおすすめです。

ラーメン
ラーメン
小麦やダシの宝庫・北海道のラーメンは地域によって味噌、塩、醤油と異なる味わいを楽しめます。見た目は比較的シンプルで「昔ながら」の雰囲気のラーメンが多く、素材の旨味がしっかりと味わえるのが特徴。また「釧路ラーメン」という添加物・防腐剤を使わない、細ちぢれ麺であっさり醤油味のスープのご当地ラーメンもあります。
ザンギ
ザンギ
ザンギは釧路を発祥とする、濃い下味が特徴の、唐揚げのような鶏肉の揚げ物です。タレをつけるモノを「ザンタレ」と呼び、各飲食店オリジナルのタレの味を楽しむことができます。
釧路を代表するローカルフードです。




鮭のちゃんちゃん焼き
鮭のちゃんちゃん焼き
鮭と野菜を焼いて各家庭ごとに味付けの違う味噌ダレで調味した郷土料理であり家庭料理。鮭ではなく鱒を使うことも。春の行者にんにくが入ったものも絶品です。





てっぽう汁
てっぽう汁
カニを入れた味噌汁のことを「てっぽう汁」と呼び、古くから根室地方の漁師料理として食べられてきました。箸でカニの足をつついて食べる姿が鉄砲に弾を詰める様のようで「てっぽう汁」と名付けられました。根室で獲れる花咲ガニを使うのが有名です。
ジャンボホタテバーガー
ジャンボホタテバーガー
別海ジャンボホタテバーガーは、野付産の大ホタテを春巻きにし、野菜のマリネ、モッツァレラチーズと一緒に北海道産の小麦と牛乳で作ったバンズではさんだモノ。第1回全国ご当地バーガーグランプリで優勝したご当地バーガー。



スパカツ
スパカツ
釧路のソウルフード「スパカツ」は、釧路の洋食レストラン定番メニューで、熱々の鉄板に、パスタと大きいカツがのり、さらに特製のミートソースがかかっています。ボリューム満点、鉄板で焼けて香ばしいパスタも美味。カツとミートソースとパスタで大満足な逸品。




エスカロップ
エスカロップ
根室の郷土料理「エスカロップ」は、上から順にデミグラスソース、トンカツ、そしてバターライス(白エスカ)またはケチャップライス(赤エスカ)の食べごたえのある料理で、フランス語のエスカロープ(薄く仕込んだ肉)に由来すると言われています。

ウイスキー
ウイスキー
北海道・厚岸の風土に産まれたジャパニーズウイスキー。スコットランドのアイラウイスキーを目指し、独特の香りや風味が世界中で評価され、国際的なウイスキーコンペティションで受賞しています。
日本酒
日本酒
根釧には100年を超える酒造所が2か所あります。そこから生まれた日本酒は、遠い昔から地元に愛される地酒。そびえ立つ山々と冷涼な風が届けてくれる爽やかな水。それを育む豊かな自然が、この地域ならではの味わいを深めてくれます。

出典:「うちの郷土料理」( 農林水産省) より一部抜粋(https://www.maff.go.jp/)

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